浦和に古墳があることを知っていましたか?
さいたま市南区と桜区にある3つの古墳を総称して、「土合古墳群」と呼ばれている古墳を見に行ってきましたのでご紹介しますー!
土合古墳群とは
旧入間川流路沿いに点在する古墳群のひとつである。現在は流路は宅地化しているが、合野谷排水路や白幡沼などに当時の名残が残されている。北から本杢古墳、日向古墳、神明神社古墳が現存している。このほかにも消滅した古墳があったようで、1980年(昭和55年)本杢南の水道工事中に円筒埴輪がまとまって出土している。古墳群の名称はかつての土合村から由来している。
筆者は2つ目に紹介する本杢(ほんもく)古墳の存在は以前から知っていましたが、他の2つは知りませんでした。ましてや、土合古墳群と呼ばれていたとは・・・
ただ、古墳と言っても上記の画像のような、ザ古墳という感じではありません(上記画像は写真ACのフリー素材です)。
また、観光地ではないので駐車場もありませんので、色々とご配慮のほどよろしくお願いいたします。
古墳の位置関係はこんな感じ。それではご紹介しますー!
神明神社古墳
神明神社古墳は、中浦和駅近くの住宅地の中にあります。
見た感じはちょっとこんもりとしたお山ですね。神明神社古墳の隣には、神明神社と関神明塚公園という公園が整備されていました。
古墳時代後期、6世紀後半から7世紀前半にかけて作られたと考えられているそう。さいたま市指定の史跡にも登録されています。
南側から。
隣接している神明神社がこちら。右奥に見えるのが神明神社古墳です。
住所 | さいたま市南区関1-15-7 |
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形 | 円墳 |
参考サイト | さいたま市:文化財紹介 神明神社古墳 |
本杢(ほんもく)古墳
本杢(ほんもく)古墳は、さいたま市立中島小学校の近く、463号線沿いのスーパー「ロヂャース」の近くでもあります。
こちらも神明神社古墳同様、ちょっとしたお山な感じ。
ちなみに、こちらの場所がさいたま市内の最高標高地点(20.06m)として、国土地理院に登録されています。
古墳時代後期につくられ、一辺20m以上、高さ4.5mの規模の方墳とのこと。
さいたま市指定の史跡に登録されていて、古墳全体は中島本杢緑地として整備されています。
住所 | さいたま市桜区中島2-184-1 |
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形 | 方墳 |
参考サイト | さいたま市:文化財紹介 本杢古墳 |
日向(ひなた)古墳
日向古墳は先ほどの本杢古墳から歩いて6分ほどの場所にあります。
Wikipediaによると、「直径15メートル、高さ2メートルの円墳。墳頂に古峯神社が祀られている。
」とのこと。
他の2つの古墳と違い案内板がなく、駐車場の隣にひっそりとあったので、ちらっと見て早々に後にしました。
住所 | 埼玉県さいたま市桜区中島1-7 |
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形 | 円墳 |
以上、浦和にある古墳「土合古墳群」でした!浦和にずっと住んでいても、知らないことがまだまだ沢山あります。
現場からは以上です。