ツキを呼ぶ!浦和のパワースポット「調神社」御朱印、駐車場情報など

調神社 寺社仏閣をめぐる

さいたま市浦和区岸町にある調神社は初詣・お花見・お祭り、七五三など常に賑う、浦和の地元住民たちに愛されている神社。

神社なのに鳥居がなかったり、狛犬ではなく狛兎がいたり、他の神社とは少し変わった調神社をご紹介いたします。

ツキを呼び込む調神社

浦和 調神社

まず調神社の読み方ですが、調(つき)神社と読みます。地元の人達は「調宮(つきのみや)」と呼んでいる人が多く、筆者も昔から「つきのみや」と呼んでいます。

その読み方からツキを呼ぶとも言われています。

祭神天照大御神(あまてらすおおみかみ)
豊宇気姫命(とようけびめのみこと)
素盞嗚尊(すさのおのみこと)
本殿権現造(ごんげんづくり)
創建宝亀2年(771年)頃

調神社は本殿と拝殿が一緒になっている、権現造(ごんげんづくり)になっています。

祭神に関する伝説として、調神社に古くから伝わる七不思議(後述)のうちに「松が無いこと」がある。その伝説では、当地に姉神・弟神がいたが弟神は大宮に行ってしまい、姉神が帰りを待っても弟神は帰って来なかったため、姉神はもう待つことを嫌ったという。この伝説に見える姉神と弟神は、天照大神(当社祭神)と素盞嗚尊(大宮の氷川神社祭神)にあたるといわれる。
引用:wikipedia

調神社のご利益

調神社は金運・勝運のご利益があると言われています。先述のとおり「ツキ」を呼び込むと言われる縁起のいい神社で、浦和では数少ないパワースポットととして知られています。

ちなみに浦和レッズの選手・監督・スタッフも毎年、年初に必勝祈願に訪れています。

狛犬じゃなくて狛兎

調神社 狛兎

調神社には狛犬はいません。これは月と同じ読みということで、月待信仰が盛んであることから狛兎になったのだとか。

ということで、境内には狛兎がたくさんいます。

調神社 狛兎

手水舎にも狛兎。

調神社 狛兎

池にも狛兎。

調神社 狛兎

色んなところに狛兎。

神楽殿

神楽殿にはその年の干支が入った絵馬が置かれているのですが、2023年は兎です。

調神社 狛兎じゃない

調神社ではお寺の御朱印帳は拒否されます

浦和 調神社 御朱印

調神社の御朱印はこちら。とても力強い字で美しく、兎のスタンプも可愛いですね。

初穂料は500円。

なお、調神社で御朱印をいただく際は以下のことに注意をしましょう。

  • 御朱印帳がないといただけません(書き置きのものはありません)。
  • お寺の御朱印が混在している御朱印帳ではいただけません。
  • 書いてほしいページを開いてお願いしましょう。

お寺の御朱印が混ざっている御朱印帳を持っている方も少なくないと思いますが、調神社ではそれでは書いてもらえません。知人はしっかりと断られていましたのでご注意を。

調神社の七不思議

調神社 参道入り口

調神社では七不思議として、以下のことが伝わっています。

  • 鳥居が無いこと
    倭姫命の命で、調物の運搬の妨げとなる神門・鳥居を除いたことによるという。
  • 松が無いこと
    当地に姉神・弟神がいたが、そのうち弟神は大宮にいってしまい姉神が待っても帰ってこなかったため、姉神がもう待つことは嫌いだと言ったことに由来するという。また、姉神が待っているときに境内の松で目を突いたためともいう。
  • 御手洗池(ひょうたん池とも、現在は消滅)の池に魚を放つと、その魚は片目になること
  • 兎を使姫とすること
  • 日蓮聖人駒つなぎのケヤキ
    佐渡島に流罪途中の日蓮が、当地で難産に苦しんでいた女性のためケヤキに駒を繋いで安産祈祷をしたことに由来するという。
  • 蝿がいないこと
  • 蚊がいないこと

引用:wikipedia

一言付け加えるならば、蚊は普通にいます。

ただ、確かに調神社は神社なのに、参道入り口に鳥居がありません。

でも一つもないワケではないんですよね。摂末社には鳥居がありますし、他の入り口にはあります。

調神社にある摂末社・建造物

調神社には本殿拝殿以外にも様々な建造物があります。その一部をご紹介します。

調神社 神楽殿

こちらは神楽殿。前述のとおりその年の干支が書かれた大きな絵馬があります。

調神社 摂末社 稲荷神社

摂社の稲荷神社です。社殿は調神社の旧本殿です。

調神社 天神社

調宮 天神社。御祭神は学問の神様 菅原道真公です。ということで、浦和の受験生はこちらで参拝しましょう。

駐車場は停められる台数少ないです

駐車場は無料ですが停めらる台数が少ないので、混雑しそうな時期は諦めましょう。また、大晦日からお正月は駐車場に屋台が出店するので、停められません。

また、駐車場までの道も狭いので、基本徒歩や公共交通機関で行くのをおすすめします。

近隣にコインパーキングはいくつもありますが、初詣の時期は満車になる可能性が高いです。

初詣の時期は凄い並びます

調神社の初詣の参拝客

前述のとおり、初詣の時期は本当に混雑します。

そして、こちらの写真は1月3日に撮影したものですが、この行列が浦和駅方面にずっと続きます。神社に入るだけでも相当な時間がかかりますので覚悟の上で行ったほうがいいと思います。

ただ、それだけ地元の方に親しまれているという証拠でもあると思います。

隣接する調公園

調神社の隣には、調公園という緑がいっぱいの公園が併設されています。桜がとても綺麗で、浦和では有数のお花見スポットですよ。

調公園 調神社 調公園

調神社についてはこちらをどうぞ。

浦和 調公園

浦和「調公園」見どころや魅力など、全て紹介します

おまけ 雪の調神社はこんな感じです

雪が降った翌日に調神社の写真を撮影したときの写真です。

調神社 調神社 調神社

雪の調神社もとても素敵ですね。

調神社の隣にある中華料理屋のチャーハンが美味しいんです

浦和区岸町の町中華「華月」

調神社前の昔ながらの町中華「華月」タンメンと炒飯が間違いなし

初詣、花見、散歩は調神社へ行こう

住所さいたま市浦和区岸町3-17-25
駐車場有り

▼合わせて読みたい。調神社と関係が深い神社「慈恵稲荷神社」

浦和区常盤 慈恵稲荷神社

浦和宿の歴史を感じる慈恵稲荷神社と浦和宿二・七市場跡をたずねる

掲載している情報は記事掲載時のものであり、現況と異なる場合があります。また、プロモーションが含まれていることがあります。