浦和にあるコミュニティスペース「ONVO SALON URAWA(オンヴォ サロン 浦和)」が、お米を通したコミュニティ作りを目的とした新サービス「まいすたんど」を開始しました。
これは、生産者と消費者を精米機でつなぐ新しいサービスで、ONVO SALON URAWAで購入した玄米を精米したり、まいすたんどおこめ券を利用しお米に交換することができるなど、人と地域を結ぶ恩送りを形にしたシステムになっています。

使用している精米器は精米の割合を15段階から選べ、誰でも簡単に精米することが可能。また、栄養たっぷりの米糠も持ち帰ることができます。
まいすたんどおこめ券は1枚500円(税込)で購入ができ、受け取る方は1枚で3合のお米をもらえるようになっています。玄米の価格は1kgで800円(税込)。
企画した想い〜今後の展望

なぜ、このサービスを始めたのか。企画した想いをこう説明しています。
おこめは日本人のDNAに刻まれたソウルフード。コメ不足で気づいたのでは遅いかもしれませんがやっぱり食べずにはいられません。そして、おこめはただの食べ物ではなく、精神性やコミュニケーションにつながる魔法の穀物です。
生きる意欲を失いがちな現代人には、生産者の顔や想いが見えるおこめをほしい量、好きな加減で精米し、その時の体調に合わせて炊き食して欲しいです。それが、自分自身を見つめるきっかけになったり、誰かを思いやったりすることに繋がると感じることができれば、命が喜ぶ豊かな食事になると思います。
ただ販売するのではなく、ちょっとの愛情や優しさを感じるような仕組みを施し、買い物よりもコミュニケーションを目的として「地産知消」の心理的安全性が生み出される仕組みを楽しく提供していきたいと思っております。
【お知らせ】まいすたんど 始まります!

また、サービス開始に合わせて先日、ONVO SALON URAWAでイベントも開催されました。

イベントでは様々なワークショップを実施したり、実際にお米を炊いて参加者同士で食事を楽しんだほか、新たな輪も広がり大盛り上がりで無事に終了。
今後はオリジナルの「まいすたんど」を設置したい企業や団体を募集し、一緒に取り組める仕組みを広めていくとのことです。

埼玉県出身のアーティスト秋山早紀さんが表紙デザインを担当した、まいすたんどの想いなどが詰まった冊子『まいすたんどブギウギ』も、ONVO SALON URAWA店頭に置いてあるので、興味のある方は是非一度、足を運んでみてください!
ONVO SALON URAWA
営業時間:10:00~18:00
休日:不定休
公式サイト:https://onvo.jp/urawa