2024年1月27日(水)22時から放送される、テレビ東京の番組「新 美の巨人たち」で別所沼公園のヒヤシンスハウスが取り上げられます。
「新 美の巨人たち」はアートトラベラー(旅人)と呼ばれる方が、絵画や彫刻、建築物、写真などの美術作品が展示・設置されている美術館やゆかりのある場所などに足を運び、作品の秘密やアーティストの人生に迫る美術鑑賞をテーマにした番組。
1月27日(水)の放送では中浦和の別所沼公園内にある、昭和初期に活躍した詩人 立原道造が構想した図面に基づき建設された建物「ヒヤシンスハウス」が舞台となり、女優の内田有紀さんがアートトラベラーとして現地へ訪れその秘密を探ります。
僕もたまに別所沼へ散歩しに行ったりするので、ヒヤシンスハウスの存在と亡くなった詩人の方が関係している建物ということは把握していましたが、詳しく知っているわけではないので、この番組を機会にもっと知れたらなと思います。
放送は1月27日(水)22時からです!
立原道造は天才詩人として知られるが、実は東京大学で建築を学んだ若き建築家でもあった。丹下健三の一級上で、建築奨励賞である辰野賞を3回受賞するなど将来を嘱望されていた。死の前年、立原は埼玉・浦和に自らの週末住宅「ヒアシンスハウス」の建築を計画し、5枚のスケッチを描いた。間取りや家具などを細かく丁寧に。
テレビ東京「新 美の巨人たち」
しかし第1回中原中也賞受賞の翌月、永眠。ヒアシンスハウスは見果てぬ夢となった。しかし、死から60年もの歳月が流れ、地元・浦和の文芸家、建築家など有志が集まり「ヒアシンスハウスをつくる会」を結成。市との交渉の後、スケッチを頼りに建設。すると、たった5坪の小さな家にこめられた立原の意図が分かった。