第3回 うらわを歩こう 「浦和駅東口から本太界隈を歩く」

うらわを歩こう

この記事は浦和区文化の小径づくり推進委員会が発行している「うらわを歩こう。浦和区文化の小径マップ」で紹介されているスポットを実際に歩いてみるという企画の第3回目です。

今回は「浦和駅東口から本太界隈を歩く」です。

浦和区文化の小径マップとは

浦和区文化の小径マップ

このマップは、浦和区文化の小径づくり推進委員会がこれまで作成してきた7コースの「浦和区文化の小径マップ」合冊版です。各マップには、浦和区をより知っっていただけるよう、古くからある地域の文化財や浦和を特徴づけるお店などを掲載しています。これらのマップを片手に季節に合わせ、楽しく健康的に散策していただければ幸いです。
出典:浦和区文化の小径マップ

※以下の出典元はすべて浦和区文化の小径づくり推進委員会が編集・発行している、「浦和区文化の小径マップ」からです。

第3回 うらわを歩こう 「浦和駅東口から本太界隈を歩く」

第3回 うらわを歩こう 「浦和駅東口から本太界隈を歩く」

JR浦和駅を起点に、新たな文化・情報空間と本太界隈を散策します。武蔵武士団の足跡と屋敷林の景観に、高はな郷の残照を探訪します。住宅街に残る歴史と、豊かな緑を発見するコースです。

それでは歩いてみよう! 今回は約4kmの道のり。散歩にはちょうどいい距離ですが、熱中症には気を付けたいと思います。

※この日のさいたま市の予想最高気温35度

公共と商業の融合 コムナーレ

浦和パルコ

浦和駅東口前に大型商業施設と融合する複合公共施設「コムナーレ」が2007年秋に誕生しました。8階は「中央図書館」、9階には「市民活動サポートセンター」、10階には「浦和コミュニティーセンター」(一部9階にもあり)があり、新しい公共のフロアーとして市民の皆様に活用されています。

最初のスポットは浦和パルコの上にある複合公共施設のコムナーレです。複合公共施設というだけあって、様々な公共施設が入っています。コムナーレに入っている公共施設は以下のとおり。

  • さいたま市立中央図書館(8階)
  • さいたま市シルバーバンク(9階)
  • さいたま市国際交流センター(9階)
  • さいたま市市民活動サポートセンター(9階)
  • さいたま市役所市民活動支援室(9階)
  • 浦和消費生活センター(9階)
  • 浦和コミュニティセンター(10階)

2007年にオープンしただけあってとても綺麗です。日々さいたま市民の方たちが利用しています。

僕は国際社会における日本のあり方について、外国人の方と意見交換をすることが多いので、「さいたま市国際交流センター」をよく利用しています(意味不明)。

コムナーレについては「浦和パルコに芝生の屋上庭園?駅前なのに落ち着けるコムナーレを有効活用しよう 」に詳しく書いてます。

コムナーレ
住所:さいたま市浦和区東高砂町11-1

煩悩と災難をはらう不動様 大善院

大善院

この地は、街の人からお不動様と親しまれている信仰の場。境内を廻る玉垣の奉納者の名はその証。燃え盛る炎のような真っ赤な大提灯からは力強い慈悲を感じます。

さぁ続いては浦和パルコの近くにある大善院という天台寺門宗のお寺です。

大善院

立派な本堂です。

大善院には「木造役行者及び二鬼像」という3躰の彫刻があり、さいたま市の有形文化財に指定されています。

大善院
住所:さいたま市浦和区東仲町9-8

東の台地の道しるべ 延命寺のムクノキ

延命寺のムクノキ

天長6年(829)創建と伝えられる古刹。度々大火に遭い、平成7年に再建されました。門前のムクノキは、樹齢400年と伝えられる大樹で、以前は浦和駅からも望めました。木地やベッコウの研磨に葉が用いられたことから、磨く=剥く→ムクへ転化したと言われています。人のくらしとつながりの深い木です。

続いては、大善院から5分ほど歩いたところにある天台宗延命寺の敷地内にある大きなムクノキです。なんと樹齢400年。江戸時代初期からあるということですね。

これからも元気に育ってほしいです。

延命寺のムクノキ 延命寺

延命寺はこんな感じ。ムクノキに負けないみごとなお寺です。

延命寺
住所:さいたま市浦和区本太1-42-2

さぁ、次に向かいましょう。しかし暑いです。

三十三の化身で救う観音様 本太観音堂

本太観音堂

この地は、もと瑞巌寺跡。ここにある聖観音菩薩は、南北朝期の優れた坐像で、本尊として納められています。境内には地蔵菩薩や庚申塔、宝篋印塔なども残され、地域の信仰の拠りどころであったことが偲ばれます。

本太観音堂は住宅街の中にぽつんとありました。

本太観音堂 地蔵菩薩・庚申塔・宝篋印塔

こちらは地蔵菩薩・庚申塔・宝篋印塔など。

住宅街の中に小さなお堂があるだけなので、参拝に来る人などはほとんどいないのでしょう。写真を撮りまくっていたら、近所の家から出てきた人からめっちゃ怪しい目で見られました。

中世高はな郷の残照をしのぶ 本太氷川神社

本太氷川神社

「元府趾」の扁額がかかる鳥居をくぐると、そこは森厳清閑な地。旧本殿は一間社流れ見世棚造りで、桃山期の建立といわれています。本殿の中には案の上に宮殿があり、構える形で一対の木鉾がかけられていました。宮殿屋根内の墨書銘には、宝徳3年(1451)地頭高はな盛影が建立したことが記されています。

続いては本太氷川神社です。とても立派な神社ですね。さっそく参拝しましょう。

 

(・・・世界が平和でありますように。)

 

本太氷川神社

鳥居も立派です。

御朱印をいただきたかったのですが、社務所のインターフォンを押しても反応ありませんでした。中から音はしていたのに。ここでも怪しまれたか・・・

埼玉県指定有形文化財として、本太氷川神社宮殿一基と本太氷川神社旧本殿が指定されています。

本太氷川神社についてはこちらに詳しく書きました。
本太氷川神社をたずねる 上を向いて明るく日々を過ごしましょう

本太氷川神社
住所:さいたま市浦和区本太4-3-33

武蔵野の緑を残す 本太保存緑地

本太保存緑地

ケヤキ・ムクノキ・シラカシ・シロダモ・ヒノキ・サワラ等が群生する屋敷林では、ゆっくりと散策をするだけで、小さな森林浴。樹木の香りは心を落ち着かせ、枝葉のざわめきは気持ちをやわらげ、リラックス効果をもたらします。

終盤になってきました。続いては住宅街に広がる緑地です。暑さが限界に近付いてきたので、緑の自然がいっぱいのここで休憩でもしたいと思います・・

本太保存緑地

なるほど、案内板がやたら高すぎてよく読めない・・それより入り口はどこだろう。

・・・

ここの周りを歩いて分かったことがあります。

 

 

 

 

中に入れないそうです。

旅人をころっとだます狐の伝説 三角稲荷社

浦和本太 三角稲荷社

境内が三角形なところから呼ばれています。中山道を往来する旅人を花嫁姿でたぶらかし、道の真ん中で馬の尻を覗き込み大声を叫ばせたり、穴に逃げ込んだ狐をいぶり出そうと焚火を始めた旅人を、ふんどし一丁にし朝まで大騒ぎさせたという伝説が残されています。稲荷は稲成りの神。鳥居の赤は雷のエネルギーの色。お使いの狐も社の周りの都市化には驚いていることでしょう。

さぁ、最後のスポットにやってきました! 三角稲荷社です。

境内が三角形だからこう呼ばれているとのこと。行けば分かりますが、確かに三角形です。小さい社があるだけですが、気分を落ち着かせてくれます。

おわり

いかがでしたか。今回は浦和駅東口から本太界隈を歩いてみました。

近くに住んでいてもまだまだ知らないことがたくさんあります。浦和の歴史と文化に触れるこの散歩を通じて浦和をもっと知って、浦和の魅力をどんどん伝えていきたいと思います!

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