平成から令和に元号が変わりますが、昭和から続く古き良き時代の面影を残す銭湯が南区別所にあります。それが「鹿島湯」。
“浦和にあるのに鹿島湯”
“ホームなのにアウェイ”
。こんなキャッチコピーでちょっと話題になった銭湯「鹿島湯」をご紹介します。
昭和31年創業、昭和の面影を残す銭湯「鹿島湯」
元々このあたりは鹿島台と呼ばれていたことが、鹿島湯の由来です。現在三代目を務めている坂下さんの祖父が昭和31年に創業しました。
場所は埼玉県庁から近く、国道17号から一本脇に入ったところにあります。テラス席があるスタバのほぼ裏あたりの場所。最寄り駅は中浦和駅が一番近いですが、浦和駅と武蔵浦和駅からも歩けなくはない距離です。
浦和にあるのに鹿島湯
話題になったポスターがこちら。
- ホームなのにアウェイ
- 地元の老舗に愛の手を
- 肩身はせまいですが、湯船はひろいです
- ほら、ジャイアンツファンの人だってヤクルト飲むじゃないですか
- わたしたちは日本一度胸のある風呂屋です
- 名前のせいで経営難
- 埼スタを建てたのだって、鹿島建設さんなんですから
- レッズファンのみなさま鹿島湯のファンにもなってくれませんか
- 【拡散希望】浦和にあるのに鹿島湯www
- 安心してくださいレッズサポーターですよ
- この鹿島はあの鹿島ではありません
- 珍百景に選ばれたい
- 選手のみなさんマケますよ!あ、入浴料の話です!
- ゲンかつぎなんてしなくても勝てるレッズが大好きです
う、うまい。最高のキャッチコピーだ。これは三代目のご友人のコピーライター方が数年前に考えたとのこと。
これが話題になったときは、色々なメディアの取材を受けたそうです。
令和だからこそ鹿島湯に行こう
令和だからこそ、新しい時代だからこそ、昭和の面影を残す鹿島湯に行ってみよう!それでは、鹿島湯をご紹介いたします。
入浴料は大人480円、中人(6〜11才)180円、小人70円です。
素敵な脱衣所です。森永のキャラメルのポスターはいつのだろう。
時代を感じさせる時計が、昭和からの時を刻んでいます(時刻ずれてますが)。
こちらも時代を感じさせる体重計。
それではお風呂に入りましょう!なお、お風呂の水は天然の井戸水を利用し、今でも薪で沸かしています!
入ると目に入る立派な富士山。こちらは日本で3人しかいない、銭湯ペンキ絵師の田中みずきさんが描かれたそう。
浴場内はボディーソープと石鹸は置いてあります。銭湯の定番、ケロリンの風呂桶もしっかりあります。
浴槽は3つ。写真手前の浴槽は深くなっていて、ジェットバスがついています。
奥は足を伸ばしてくつろげるジャグジー風呂。
こちらは日替わりの薬湯。
浴場内は天井が高くて開放感がバツグン。
大きい湯船はめちゃくちゃ気持ち良すぎです!そして、湯加減がちょうどいい!さ、最高すぎました。
風呂上がりはもちろんこれ!コーヒー牛乳をいただきます!ごちそうさまでした。
おくつろぎメニューはこんな感じ。ドライヤーは番台で20円で使うことができますよ。
現在クラウドファンディング実施中!
そんな鹿島湯が現在ピンチに!!!クラウドファンディングを実施しています。
令和だからこそ行きたい、昭和の面影を残す銭湯「鹿島湯」をご紹介いたしました。ぜひ一度行ってみてください!
ホームなのにアウェイ 浦和にある銭湯「鹿島湯」
住所 | さいたま市南区別所3-3-10 |
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営業時間 | 15:00〜22:00(最終入場21:30) |
定休日 | 水曜日 |
公式サイト | 鹿島湯 |