浦和区本太3丁目にある「三角稲荷社」は国道463号線の新浦和橋の麓にある小さな神社。
狐の伝説が伝わる三角稲荷社を紹介します。
旅人をころっとだます狐の伝説「三角稲荷社」
三角稲荷神社にはこんな伝説が。
境内が三角形なところから呼ばれています。中山道を往来する旅人を花嫁姿でたぶらかし、道の真ん中で馬の尻を覗き込み大声を叫ばせたり、穴に逃げ込んだ狐をいぶり出そうと焚火を始めた旅人を、ふんどし一丁にし朝まで大騒ぎさせたという伝説が残されています。稲荷は稲成りの神。鳥居の赤は雷のエネルギーの色。お使いの狐も社の周りの都市化には驚いていることでしょう。
出典:浦和区文化の小径マップ
鳥居前にある立看板。
手水舎に水は流れていません。
こちらの小さい社があるだけですが、近所に住む方などは通りがけにお参りしている方も少なくないそうです。
三角稲荷神社からの木漏れ日。左に見えるのが新浦和橋です。
一本だけ桜の木があり、桜の時期はとてもみごとに咲き誇ります。
隣には三角稲荷公園という公園が併設されています。
新浦和橋の下にあり、日はほとんど当たりませんが、雨に濡れることはありません。
小さい神社ですが、ほっと心が安らぎ気分を落ち着かせてくれます。
浦和区本太 三角稲荷神社
御祭神 | 倉稲魂命(うかのみたまのみこと) |
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ご利益 | 五穀豊穣、商売繁盛 |
住所 | さいたま市浦和区本太3-27-1 |