浦和駅西口の南側が再開発によって、タワーマンションが建設されることが決まっています。予定では2022年4月から解体工事が始まり、2026年7月に竣工予定。
めちゃくちゃ気になる、浦和駅が大きく生まれ変わる再開発事業。そんな再開発事業の現時点で分かっている情報をまとめました。
浦和駅西口南高砂地区が再開発、タワーマンションができる
2021年12月現在の完成予定図はこちら(イメージであり今後変更となることがあります)。
再開発事業の正式名称は「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」。
地上27階、地下3階の複合施設で、地下2階が駐車場、地下1階〜3階部分が商業施設、3階〜4階が市民会館うらわ・ホール、5階が免震層、6階より上が住居の予定になっています。
建設予定地はだいたいこちらの青色部分。さいたま市の公式サイトで公開されている情報をもとに作成しました。
浦和駅西口の南側はほぼ敷地になることが分かります。線路沿いに建つ朝日生命浦和ビルは、かろうじて残りそうです。
建設予定地には昔からある「鵞毛堂」や「清宮青果」、「鶏そば一瑳」や「OkiOki Cafe」など、老舗から新しく出来たものまで、いくつものお店があり、それらがどうなるか気になるところ。
なお、ロイヤルパインズホテル浦和の向かいにある市民会館うらわは、こちらの低層階に移転することが既に決まっています。
建設予定地にあるお店の移転、立ち退きなどの情報はこちらにまとめています↓
あれこれ
■浦和駅周辺で3番目の高さ
建設される建物の高さは約99.95m。近くにあるタワーマンションのコスタタワー(107.5m)、エイペックスタワー(104m)に次いで、浦和駅周辺では3番目に高い建物に。
■敷地面積は倍以上
約10,560㎡という敷地面積は上記2つのマンションの倍以上あります(コスタ:約3,872㎡、エイペックス:約4,384㎡)。
■住戸数も倍以上
住宅は約530戸の予定。こちらも上記2つのマンションの倍以上になります(コスタ:216戸、エイペックス:212戸)。
■人がさらに増える
人口増加が止まらない浦和ですが、さらに増えますね。1世帯平均2.5人と仮定すると、1,325人増える(2.5人 × 530戸)計算に。
■マンションの価格高そう
あたりまえ。
■地価が上がりそう
すでに上がっている。
ただでさえ人口が増えている浦和。駅周辺に人や車が増えすぎちゃって、てんやわんやにならないかが心配です。ちなみに、目の前にある高砂小は児童数が増えたので、土俵をなくして仮校舎を建設したくらい(土俵があったの懐かしいなぁ・・・)。
浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業
住所 | さいたま市浦和区高砂一丁目、高砂二丁目の各一部(約1.8ha) |
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建築主 | 浦和駅西口南高砂地区市街地再開発組合 |
設計 | 安井建築設計事務所 |
施工 | 前田建設工業JV |
竣工予定 | 2026年7月 |
用途 | 共同住宅(525戸)、商業業務施設、公共公益施設、駐車場 |
敷地面積 | 約10,565㎡ |
建築面積 | 約8,449㎡ |
延床面積 | 約99,700㎡ |
構造 | 鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造 |
階数 | 地上27階、地下3階 |
高さ | 約99.4m |
新しい情報が分かり次第、追記していきます。
参考:さいたま市公式サイト、PDF